Twitter に書いたのと、ほぼ同じことが出ています。
Twitter に書いたのと、ほぼ同じことが出ています。
「ママのスープは世界一」と主張し合うことで殺し合いになることはない。ママのお弟子が講釈を垂れはじめると、使った調味料を問われ、奪い合いとなり、生産するために森が伐採され、奴隷が囲われる。一番弟子から狂うというのは間違いない。他人に平伏して言葉を丸呑みにする者がいかに危険かを知る。
戦場に残る聖書。結構いいことが書いてあるのに、それを唯一無二だと主張したがために、多数が犠牲になった。殺し合う相手だって似たようなやつを持っているもんね。多神教から一神教へ集約してきた文明トレンドが続く限り、道理のない受難はなくならないでしょう。0神教のアホダラ教に達するまでは。
実家は南向きに縁の下が開いている。妹の話:園芸が趣味だった母は、よく使う荒縄をいくつも丸めて縁の下に押し込んでいた。それがある朝、庭にまき散らされている。どうもカラスめの仕業らしい。巣作りの材料にと盗み出したが長すぎて手に負えなかったか。妹吠えて曰く「使わんのなら片付けとけや!」
妹の話:イオンでアロマスティックを安く買えたのでトイレに置いてある子熊のぬいぐるみのとなりに並べた。次の日、子熊のようすがおかしいのでよく見ると、スティックの先がわずかに子熊の毛先に触れていて、そこから液がほぼ全部吸い出されていた。子熊はアロマの液でずくずくに。毛管現象恐ろしや。
折り目の付いたまま持ち上げることのできるほど、からからに乾いた布巾で台所の水濡れを拭き取ろうとしても、弾いてうまくいかない。あれほど欲しがっていたものが、すっかり失せてしまったあとの肌には、むしろ異物なのだ。この水を、民主主義と名付けよう。故に、民は依らしむべし知らしむべからず。
戦争とスポーツは違いますよ。戦争は自国民を減らして領土の拡大を狙うが、スポーツは自国民を鼓舞してメダルの数を競う。戦争は総動員体制をとるが、スポーツは同調圧力を醸し出す。戦争は偃武ののち講和会議を開き、スポーツは決戦ののち握手をする。似ているのは平和とか命懸けとかが飛び交うこと。
三重県によると、四年前の春、伊賀市役所の前の交差点で、県下初となるラウンドアバウトの試行運用があったという。今年11月9日、三滝通り脇で、犬を連れた年配者に件の交差点について尋ねてみると、「ああ、昔あったね。ラウンドアバウトというんかな。いま見直されとるそうやね」どっちが本当か。
四日市の中心部、現在の中央通りと三滝通りが交差する場所は、いまで言うラウンドアバウトだった。自分はかつてこの(右回り環道内車両優先の)環状交差点を何度も通っている。なのにネットのどこにも出てこない。黙して語らずの雰囲気がある。何か背景があるとみた。昭和32年の写真を無断借用する。
日本の創作物の掟:ドラマや小説に出てくるオカマはたいてい大柄で親切でいい人。小料理屋の女将の独り言や子どもが口にする童謡の歌詞が行き詰まった難問解決のいとぐちになる。真犯人とされた人物が最後まで否認し続けることはない。ストーリーに中に料理のレシピが現れるとき、不自然に優先される。
ニュースの掟:ラジオでは番組に被せて流す。CMを「おしらせ」と言い換える。現地の住民の声として拾うのは、不作や災害の嘆きは東北弁、行政への不満の訴えは関西弁だが、現地の地方公務員や大学教授の解説なら標準語で可とする。固有名詞を発音するとき、噛むことで非欧米系の雰囲気を演出できる。
バラエティーの掟:相手の犬を「お宅のワンちゃん」、猫は「お宅のネコちゃん」と呼ぶ。「天才」「独占」「運命」「涙」が大好き。CMの直前は笑顔になる話題で弾ませる。IQの標準偏差は24を用いる。酒・金・下半身・男の家事のネタでは含み笑いを入れる。障害や介護の話題では、しかめ面を保つ。
背高泡立草は外来種で植物界のヒール扱いだけど、風媒花ではないので花粉症の原因ではない(真犯人はブタクサ)。毒を出してススキを駆逐するが、自分自身にも悪影響があるという。ウィキによれば、北アメリカではススキが侵略的外来種として猛威を振るっていて、背高泡立草などが脅かされているとか。
前野隆司著『「死ぬのが怖い」とは……』。科学は演繹ではなく帰納によって成り立つという。でも、宇宙人に出会ったとき、万有引力の法則は共有できたとしても、摩擦係数やバネ定数は分かってもらえるだろうか。渦巻の法則なら、宇宙共通あるあるで、マグカップの中から銀河系まで応用できそうだけど。
中村航の小説「夏休み」に水出しコーヒーのことが書かれていた。さっそく試してみる。大さじ一杯の中挽き豆をお茶の煎じ袋につめたものを3個用意し、インスタントコーヒーの空き瓶に入れて四合の水を注ぐ。丸一日寝かせておくと、芳醇な味と香りのアイスコーヒーの出来上がり。自分、味には疎いけど。
トリチウムも半減期も知らないが。薄めれば量は増えるけど安全なんだと。海水で百倍以上に薄めてから30年かけて海に流すという行為は、いずれ海水で百倍以上に薄まるという現象を前もって起こしているから安全ぽく見えるのかも。逆に魚共が体内に蓄積するのは怪しからんことだが、まあそれも後の話。
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