Twitter に書いたのと、ほぼ同じことが出ています。
期日前投票に行った翌日、ある候補者から投票をお願いする選挙葉書が届いた。選挙期間中だから、まともな行動だ。だけど投票用紙の裏で急かされたように、期日前投票を「なるべく早く投票をすませ」人からみれば、あとの祭りだったことにもなる。この葉書、投票した候補者からだった。食卓の飾りした。
先日、県議会議員選挙の期日前投票に行った。投票用紙の裏にある期日前の事由は空欄でよいとのこと。気になったのは、用紙に「なるべく早く投票をすませるように」という主旨の文言があったこと。きわめて僭越である。「〇日〇時から投票できます」が本当だろう。選挙運動が出遅れた候補者には不当だ。
〇〇について具体的な対策は? さまざまな声があることは承知しています。喫緊の課題として専門家を交えたさまざまな場で論議を深め国民の安心安全および生活向上の視点に立った現実的な判断に向け全力を挙げてしっかりと丁寧な説明に取り組んで参りたいと、かように考えております。汎用のテンプレ。
大きなお世話だ。手前の頭をどう守るかは手前が決める。パターナルなお節介は無用だ。四月一日より自転車に乗車するさいはヘルメットの着用が努力義務とされるという。公共放送では、自転車が加害側になるケースが多発しているとも告げていた。ならばメットの着用は歩行者の側に求めるべきではないか。
大きなお世話だ。私は意中の人を直接に選ぶ。パターナルなお節介は無用だ。公共放送でガーシー氏の除名問題に絡み、解説委員だかセンセイだかが、「今後は選ぶ前にどういう人物かよく考えてから投票するように」などとほたえていた。非民主国や香港みたいな「プレ選挙」を強いるつもりか。見識を疑う。
ひざを寄せ しかめ面して 打つ桂馬──。けっきょくは、戦争カモンなのか。集団対戦型競技と戦争との共通項をずっと感じてきた。戦争がeスポーツで代用できないのは、自国民の命と引き換えに他国民の土を求めるから。人の命より版図の拡大。まさに帝国主義に他ならず、胸踊る国民は馬鹿に他ならず。
断捨離という言葉もそれを主宰する人物も好きにならない。ヨガ用語である断行・捨行・離行をパクったか。「捨」だけは自己中で「互いに捨てる」という言い方が成立しない。どうせならと「捨」を「謝」に替えた「断謝離(断ち謝し離れる)」を思いついたが、時すでに遅し。本のタイトルに使われていた。
★件の少女を見やると、わずかに首を左右に振る。自分と彼女の間だけの交信のように感じた。自分は教員たちに向かい「そんなもん知らん」と白を切った。少女とのやり取りの顛末をわざと口にし「……という話をでっち上げようとしているのだろう」と怒って見せた。少女を守るという使命感に満ちていた。
★自転車で疲れ果て、民芸館ふうの建物に迷い込んだ。その日は高学年の児童の見学で混んでいた。かまわず二階の床で寝転んでいると、六年生くらいの女子が「いらないから受け取って」と濃いピンクの紐状のものを仰向けの自分の胸に落とした。入館許可証のようだった。校長が現れて、返せと詰め寄った。
小さな偶然を重ねて通るたびに自転車こぎながら横目で見ていた。川沿いの開けた道路に面して広がる細長い庭と手作り風の平屋。日当たりのいい庭に老夫婦が出て、妻が夫に話しかけている。「何、食べたいの。何、口、動かすことがあるの」やさしい口調だった。妻と目が合った。12時15分。瑞祥あり。
首相に就いたとたん、「倍増とは言ったが『2倍』とは限らない」などという詭弁を、よりていねいな説明として平気で口にする。まさに一休さんの国。このような頓智話は、室町時代に実在した一休宗純とは無縁で、のちに作られたらしい。もし再臨すれば、自身の評価に声を失うとの予感はイエスも同じか。
「女はいくらでもウソをつける」などと、クレタ島のパラドックスみたいなことを言っていた女が、はじめ発言を否定しながら、後日、一転して認めるなどとしたものだから、どれがウソでどれがホントウなのか、ますます混迷を極め、認めたことがウソなのだと開き直ってもらうことが唯一の落としどころか。
きのう元旦の海岸堤防では、多数の人と車が行き交っていた。地元の神社では太鼓が鳴り、焚火を囲む人で混雑していた。二日の同時刻には人影はゼロ。人や車の消え方が幻視っぽい。米系テレビプロデューサー風に言えば、「元日は日曜で人が多く出ましたが、二日の月曜はお仕事なのでしょう。知らんけど」
事始め/歩めば伴う/向かい風/やかましくあり/涼しくもあり。どの方向に進もうが向かい風は受ける。速く走るほど向かい風はきつくなる。そんなことは当然で、どうということはない。「向かい風」のできることなどたかが知れている。行動に付き物のおまけイベントのようなもの。拍手だと思えばいい。
自分は生来、貧乏性が居心地がいいのか、それに安住している。行きつけのスーパーでは、輸入もののオーツ、トマト缶、サバ缶、オリーブ油など、いまだ値上げされずにいて助かる。パン、麺類、冷食、食肉、食用油など、値上げされた国産ものは自分にさほど用がないので、いまでも食生活への影響はない。
朝から町内ボラで公民館の枝木剪定。遠くで右翼の街宣の音頭が聞こえる。あ、そうか。きょうの午後は、津駅東口で共産党の志位さんが何かしゃべるんだった。昼ごはんもそこそこに自転車で駆けつける。志位さん、図体もでかいが声もでかい。周辺では、街宣車の音が、短調じみたBGMとなって盛り上げ。
語学は、震えながらの学習では上達しないのではないかと思う。あるとき以降は、「あ。それなら分かるよ」といった、開き直ったような態度が必要になってくるだろう。失敗に怯えおののいていたのでは身につかない。思いあがって、挑戦して、笑われて、やり直して。そんなふうに上達していけたらと思う。
「最新中国語教本」というタイトルの本やカセットテープがけっこう出てきた。奥付を見ると最新刷は30年前の1992年となっている。これは母が気まぐれに中国語を習おうとした当時に買い集めたもので、もらったことすら忘れていた。よし習おう、中国語を。30年後の息子も軽はずみ。遺伝子が蠢く。
テレビのほぼ全世帯普及に伴い、一転、無料となったラジオ放送で、気象予報士が「小春日和」と言っていた。ほほ、小春は初冬を指すから今ごろじゃないわ、などと笑っていたが、今年の旧暦10月は10月25日に始まるらしい。「小僧」が僧でなく「小江戸」が江戸でないように、「小春」は春ではない。
大切にしたいことと大切にしてきたこと
①「面倒くさい」を追放
②自分から離れるものを大切に
③きらいな人の長所をさがす
④謙遜……
②は、それらに特有の価値や基準があるから。不採用でもごみ出しでもしっこでも。
③では、実行に伴う不快感に耐えることで、自分じゃない「他人」になれそうで良。
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